風を感じて・・・

冬の京都〜1日目

朝6時58分の新幹線に乗り、友だちと冬の京都へ。
ここ数年なぜか京都づいています。
今回はとりあえず休暇が先にあって、せっかくだからどこかへ行こうと。そして直前に京都に落ち着いたのでした。

寺田屋
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京都に着いて今夜の宿、「ホテルグランヴィア京都」に荷物を預けた後、来年のNHK大河ドラマに備え、まず向かったのが伏見にある「寺田屋」です。
坂本龍馬が京の宿として利用していた旅籠であり、維新史を語る上で必須とされる「寺田屋事件」の舞台となったところです。
京阪の中書島駅で降り、ほとんど人影もない街中を歩くこと10分。寺田屋に着くと、そこだけ観光客で賑わっていました。どうやら同じく大河ドラマの影響かツアー客の姿も。
どうも当時のまま、という訳でもないようですが、その外観は昔ながらの旅籠です。なんと今でも泊まれるそうな。さすがに友だちも泊まりたいとは言いませんでしたが、中を見てまわると、二階の部屋の畳は歩くとミシミシと音が出るほどで、すきま風も入ってきそうな様子。泊まるのはいろいろな意味でちょっと怖いかも。
龍馬が愛用していた「梅ノ間」には龍馬の掛け軸が掛かっていました。
ここは龍馬ファンにはたまらない場所のようです。でも、ここが維新の始まりだったのかと思うとちょっと遠い幕末に思いを馳せたくなります。
1階に写真が飾ってあり、見ると幕末のオールスター勢揃いという貴重ですごい1枚でした。歴史に疎い私ですが、これを機に幕末や龍馬についてのちょっと勉強してみようかな、という気にさせる場所でした。

伏見稲荷大社
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せっかく伏見まで来たことだし、友だちは伏見稲荷大社に行ったことがないとのことで、伏見稲荷大社に立寄りました。
今日はお天気も良く、朱色の鳥居が青空によく映えます。
本殿でお参りをし、さすがに今回稲荷山の上までは行きませんでしたが、奥社まで。
例の千本鳥居に外国人観光客が感激していました。私も最初に来たときにはその朱色のトンネルに魅入られたものです。
ここで可愛いきつねのイラスト入りの旅行安全守ときつねのストラップを購入。
おみくじをひいてみると前回来たときは大吉だったのに、珍しく凶。しかも、人生の危機とか。これはどこかでリベンジをしなくては・・。

泉涌寺
伏見稲荷大社を参拝した後、泉涌寺に向かいました。
泉涌寺は月輪山の麓にあるため、結構山の方にありますが、空海が庵を結んだことに始まる真言宗泉涌寺派の総本山。皇室の菩提所として「御寺」として親しまれているそうです。
ここは初めて訪れますが、目的は別院の雲龍院の方でした。でも、本尊に等身大の楊貴妃観音座像があるとのことで、ちょっと立ち寄ってみました。
確かに、日本の観音様とは顔立ちが違います。
絶世の美女と言われた楊貴妃とあって、どこか華やかで気品があります。この観音像に魅せられるのもわかる気がしました。

泉涌寺 雲龍院
泉涌寺の大門を入って右手に進んだ場所に雲龍院はあります。
皇室との縁の深いお寺で、後円融天皇がここで写経を始めたことから代々「写経のお寺」として信仰されています。
時間があれば、私も是非写経をやりたいところではありましたが、今回はお抹茶+お菓子付きの拝観のみにしました。
本堂では、若い女性が一人、写経をしていました。邪魔をしないように静かに入ってお参りをし、奥書院へ。ここには二つの窓があり、一つは「迷いの窓」、そしてもう一つの丸い窓は「悟りの窓」と呼ばれています。円は仏教における悟りの境地を象徴するのだとか。
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私たちには悟りは開けそうにもないので、この奥書院でお抹茶をいただくことに。
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お抹茶と季節によって変わる手作りのスイーツです。
今日はここで採れた柿で作った干し柿でした。今年は柿と柚子がたくさん採れたのだそうです。
この干し柿、甘すぎずほんのり柚子の香りが。見ると柿の中に柚子の皮が入っていました。
本当に今まで食べたことのない美味しい干し柿ですっかり感激!
しかも時は午後1時過ぎ。
朝早かったので、新幹線の中でパンを食べたきりで歩き回っていたので、すっかりお腹もすいていました。
それにしても、冬のお寺は人が少なくてゆっくり過ごせます。
いい季節に来ると、どこも観光客で混んでますから。
静寂に包まれた境内の中、お抹茶と干し柿で心と体とお腹が満たされ、ゆるりとした時間を過ごすことができました。

東福寺
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泉涌寺雲龍院から下って東福寺へ。
京都五山のひとつで、寺名は東大寺と興福寺から一字ずつとっているとか。
紅葉の頃に一度訪れており、「通天橋」からの眺めは絶景です。
桜の季節も見事だと言います。
さすがに紅葉や桜の名所にこの時期訪れると、ちょっと寂しさもあります。
かろうじて二カ所、紅葉が残っていましたが、何しろ色彩がありませんから。
方丈庭園も見てみたかったのですが、この時期は苔も茶色だろうと今回はやめました。
東福寺の周辺の小さなお寺もおすすめのところが多いらしいので、いい季節の時にゆっくりまわりたいと思います。

雪舟寺
東福寺を出たところにある小さな寺。
ここは雪舟が東福寺に来た時に滞在していたお寺で、雪舟寺と呼ばれているそうです。
ちょっとのぞいてみることに。
ここにもちょっとした庭園と茶室、丸い窓が。
雲龍院の悟りの窓もよかったのですが、こちらの方が窓から庭が見えていい雰囲気でした。
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本当に小さなお寺なのですが、雲龍院のようにちょっとしたしつらいが素晴らしく、意外にも入ってよかったお寺です。

錦市場
本日の寺社めぐりはこのくらいにして、次は錦市場とその界隈で買い物です。
錦市場は前回行きたかったのですが、時間がなくて行けなかったので、今回はとても楽しみにしていました。まず目に入ったのが、包丁やさんの「有次」。
以前、ここの包丁が欲しくて、日本橋の高島屋に買いに行ったことがあります。
最初三越だか高島屋だかわからなくて、三越で探したけれど見当たらず、お店の人に聞いたところ「当デパートではお取り扱いがありませんが、隣の高島屋さんにございます。」と親切に教えてくれたのです。さすがデパート、と感心しましたっけ。
日本橋高島屋で購入して現在使っていますが、それまでに使っていた切れない包丁とは全然違います。
白髪ネギもちゃんと作れます。ドイツのヘンケルも有名ではありますが、最初は切れてもすぐに切れなくなるんですよね。日本製とはそこが違う気がします。
もちろん、ちゃんと研いでいないとうい使う本人のお手入れにもよりますが。
もう一本、有次の包丁が欲しいのですが、今回はやめました。
ここでは名前も入れてくれ、研ぎ方も教えてくれるそうですが、かなり店内混んでいるので残念ながらお店の人と話ができそうにもありませんでした。
帰宅後、卸し金を買えば良かったかな、とちょっぴり後悔。こちらも一つ一つ職人さんの手で作られているのです。

次は、芳ばしいお茶の香りにつられ、「やまだしや」でお番茶を購入。
地元の人たちが結構大量に買って行くので、きっと美味しいのではないでしょうか。期待がふくらみます。
そしてテレビでもやっていた焼き栗のお店。
こちらも行列ができていますが、とりあえず買っておこうと行列に並びましたが、そんなに待たずに順番が来て、100gだけ購入。
さっそく食べたいけど、美味しく食事をいただくためにとりあえず我慢。
店主曰く、一晩置いた方が甘いとか。
京野菜のお店「かね末老舗」にも入ってみました。
普通の八百屋さんとは店構えからして違います。
どの野菜も丁寧に扱われているのです。
それにしても、いいものばかりを置いているせいか、かなりのお値段。
京都のスーパーにも京野菜はあるのでしょうか。
というか、京都でスーパーを見かけないような・・。
結局京野菜は眺めるだけ眺めて終了。
お次は豆乳ドーナツで有名な「こんなもんじゃ」。こちらも行列です。
後ろ髪をひかれつつも、栗を買ってしまったので今回は見送り。

お数家 いしかわ
その後何軒かまわって買い物を済ませ、ようやく夕食へ。
何しろお昼抜きだったので、すでにお腹はペコペコです。
私が以前来たときに行ってみて、雰囲気が良くとても美味しいお店だったので、おばんざいの「お数家 いしかわ」に行くことに。
前はひとり旅だったので、おばんざいもあまり種類を食べられなかったのですが、今回は二人ということもあって、それぞれに食べたい物を頼んでみました。
ポテトサラダ、にしん茄子、三つ葉とサザエのマヨネーズ和えなど、どれも美味しくて箸がすすみます。友だちもかなり気に入ってくれた様子でほっと一安心。
途中、隣にいたご夫婦のご主人の方が、かなりお酒が入って話しかけてきました。
東京で染物屋をしているらしく、明日は仕事とか。
このお店で一番高い日本酒を頼んで「飲め、飲め」と言うので頂いてしまいました。
二人ともお腹がすいていたので一気に食べ、最後のしめは卵かけご飯。
ご飯と卵が美味しいので、こちらも絶品なんです。
どうして卵かけご飯ってこんなに美味しいのでしょう。家でも良く食べてますが。
美味しいお酒とおばんざいをいっぱい飲んで、食べて心も体もとってもしあわせ。

食事を済ませ、今夜の宿「グランヴィア京都」へ。
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グランヴィア京都は京都駅にあり、何かと便利です。
お部屋の方もシンプルで落ち着きます。
お腹いっぱいのため、結局錦市場で買った焼き栗は食べずじまいでした。
by crescent28 | 2009-12-20 23:16 |
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真帆片帆、どんな状況でも風をしっかりと感じて、毎日を前向きに生きていけたら、と思っています。日々の暮らしの中での思ったことや感じたこと、私のおすすめを紹介していきます。
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プロフィール
【クレッセント】
東京都内在住
趣味:読書、映画鑑賞、旅行
はまっていること:ピラティス、スピリチュアル、癒し系
性格:好奇心旺盛で、こうと決めたら突っ走る猪突猛進タイプ。
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